1969-03-25 第61回国会 参議院 文教委員会 第5号
○参考人(竹田恒徳君) お答えいたします。選手強化は、オリンピックを成功させるための一つの柱として、これはまことに大事な問題だと思います。日本で行ないましたオリンピックで、日本の選手の成績が悪いということでは、これはどうしても盛り上がってまいりません。したがって札幌オリンピックが決定いたしましてから、各競技団体は真剣にこれに取っ組んでおりますし、日本オリンピック委員会としても強力にバックアップをしてまいりました
○参考人(竹田恒徳君) お答えいたします。選手強化は、オリンピックを成功させるための一つの柱として、これはまことに大事な問題だと思います。日本で行ないましたオリンピックで、日本の選手の成績が悪いということでは、これはどうしても盛り上がってまいりません。したがって札幌オリンピックが決定いたしましてから、各競技団体は真剣にこれに取っ組んでおりますし、日本オリンピック委員会としても強力にバックアップをしてまいりました
○参考人(竹田恒徳君) お答えいたします。 最初に、日本体育協会の中でたいへんごたごたがあるように新聞に出ておりますことについて御質問がございました。御承知のように、三月末、年度末で役員の交代期でございますので、その交代に関連して新聞がいろいろの記事を書いておることと思いますが、私どもは何かあそこにありますことがむしろ私どもにはわからない。何か派閥の争いのようなふうに書いておりますのを不思議に思っておる
○参考人(竹田恒徳君) お答えをいたします。 東京オリンピックがおそらく日本の全国民の力強い応援を得まして成功いたしましたことはまことに幸いでございましたし、大松さんのいま言われたとおりでございます。次いで札幌が一九七二年に冬季大会を開く栄誉をになうことになりました。その決定の原因はいろいろございますけれども、最もやはり大きかったと思うのは東京オリンピックの成功であったと思います。東京であれほどできたんだから
○参考人(竹田恒徳君) 御質問の件でございますが、競技によってもいろいろ違うと思います。私もスケートのほうを世話をいたしておりますが、スケートの、たとえばスピードスケートあたりは、いま御指摘のありました力がありながら負けたいい例なんで、こちらに帰る前に、西田団長も非常に努力をいたしまして、先ほども申し上げましたように、グルノーブルで金メダルを取った選手を三人東京に呼ぶ計画をいたしましたが、事情があって
○参考人(竹田恒徳君) ただいまのアフリカがオリンピックをボイコットする問題でありますけれども、これは非常にたいへんな問題だと思うのです。もとの起こりは、御承知のように南アの選手をメキシコに入れるか入れないかという問題なんです。で、本筋から申しますと、南アは御承知のとおり人種差別をしておるわけですね、これは国として。オリンピック委員会の力でどうにもなる問題じゃありませんけれども、オリンピックに参加する
○参考人(竹田恒徳君) 札幌オリンピック組織委員会の副会長でございまして、また日本オリンピック委員会委員長を仰せつかっております竹田でございます。 まず、先般のグルノーブルで行なわれました冬季オリンピック大会においては、日本選手団はいずれの種目でも御期待に沿う成績があげられませんで、惨敗を喫して帰ってまいりました。まことに申しわけございません。深くおわびを申し上げます。 しかしながら、選手はいずれも
○竹田参考人 東京オリンピックのときもそうでございましたように、札幌に冬のオリンピックがきまりますと、やはり国民の感情として、日本の選手がはたしてどれだけの成績をあげるか、何本の日の丸を上げるかということが、大きな関心事であろうと存じます。残念ながら冬の競技で、いままでのオリンピックでは、旗はたった一本きり上がっておりません。しかしながら、目下非常に向上をいたしておりまするし、六位までの入賞いたした
○竹田参考人 組織委員会の構成につきましては、まだ研究途中でございますので、はっきりしたことを申し上げる段階にまいっておりませんが、このたびの札幌オリンピックを招致いたしました経緯から申しましても、先ほど申し上げましたとおり、原田市長のサインのあります招請状に、国を代表して総理大臣のサインもいただいてございますので、やはり政府も一緒になって応援をしていただく。東京オリンピックの場合にも、政府の関係の
○竹田参考人 日本オリンピック委員会委員長を仰せつかっておりまして、このたびのオリンピック冬季大会札幌招致委員会の実行委員長をいたしております竹田でございます。 札幌にオリンピックがきまりました経緯につきましては、書類をお手元に差し上げておきましたので、かいつまんでごく簡単に申し上げます。 御承知のとおり、札幌が冬季オリンピックの招致を始めましたのは、いまから約三十年前のことでございます。一度、
○参考人(竹田恒徳君) 先般のこの会議でも御質問がございました。その後、日本オリンピック委員会といたしましては、二回この問題の討議をいたしました。ただ与謝野事務総長が帰りまして、ローザンヌの会議の報告を聞きますと、あの際、インドネシアに対してどういう文書で通達をするという決議がはっきりしておりませんし、またあの当時新聞に出まして、岡田さんから御指摘がございました七カ条、こういう問題もいろいろ意見があって
○参考人(竹田恒徳君) お話のように同じアジアの一国であるインドネシアがオリンピックに参加できないということは、まことに遺憾なことでございます。その点、全く御同感でございます。が、いま一つの点におきましては、このたびのIOCの会議は、政治のスポーツに対する介入の問題を取り上げまして、はっきりさせたいというところにあると存じます。この点がはっきりいたしますことは、東京大会のためにはたいへんけっこうなことで
○参考人(竹田恒徳君) ただいまの御質問に対しましてお答えを申し上げます。昨日、本日、ローザンヌで開かれておりますIOCの会議は、理事会と各国際競技団体の代表との会議でございまして、各国の代表は招致されておりません。したがって日本オリンピック委員会といたしましては代表を送っておりません。ただ理事の中には、これは国の代表でなくて、IOCの理事として、東龍太郎氏が理事でございますが、現在業務の関係で出張
○竹田参考人 ただいま御指摘の書類がちょっと手元にございませんが、もちろん組織委員会としての事業ではございません・ただそうした計画があることをNHKの方から伺っておりますので、研究の一つの課題としてあげておるものだと存じます。
○竹田参考人 テレビ・センターの問題についてでございますが、組織委員会といたしましては、ワシントン・ハイツ跡全域を使いまして、オリンピックのときオリンピック村をしつらえる計画を立てております。そこで、ただいまお話のテレビ・センターは、三万坪の規模のようでございますが、オリンピックのときまでには約一万五千坪を建てるという計画のように聞いておりますが、テレビは、全世界約五十カ国からテレビの放送を希望してきておりまして
○竹田参考人 体育協会専務理事としてお答え申し上げます。 選手強化につきましては、日本体育協会としては、選手強化対策本部をつくりまして、各競技団体の中にも選手強化の組織をつくりまして、すでに三年前から鋭意強化に努めてきております。国からも多額の補助をいただき、一般からも貴重な寄付金等をいただきまして、鋭意進めておりまして、基疑的な強化はすでに態勢が整っておりますが、これからあと一年余りほんとうの強化
○竹田参考人 スケートの世界選手権大会を来年日本で開催することにきまっておりますことは、ただいま仰せの通りでございます。また、国際連盟に北鮮が加盟しておりますのもその通りでございます。同時に南鮮も加盟しております。スポーツの大会は、ことに世界選手権大会は、国際連盟の主催であります。国際連盟加盟団体はすべて平等に参加する権利を持っております。従って、現在、日本スケート連盟は、国際スケート連盟の名をもちましてこの